NOBUKO基金
公募期間外
困難を抱える子どもを救いたい
「NOBUKO基金」は、2019年2月18日に41歳の若さでご逝去された河合伸子さんのご遺産を原資として、お父様からのご寄付により、伸子さんのご遺志に基づき、困難を抱える子どもや家庭に育つ子どもたちを支援することを目的に設立されました。
伸子さんは、子どものころから「前向き」で、フロリダの大学に単身留学するなど大胆ともいえる「行動力」の持ち主でした。上智大学卒業後、金融ビジネスに関わる中、持ち前の行動力をもってシンガポールにて自ら起業しビジネスの成功を収められました。
「NOBUKO基金」は、伸子さんのご遺志に沿って、困難な状況を生きる子どもたちが困難を乗り越え、それぞれの可能性を最大限に伸ばせるように支援を行っているNPOを応援することを通じて、伸子さんご自身がそうであったように「前向き」で「行動力」のある子どもたちが育っていくことを願い、伸子さんの人生の軌跡と成果を未来の子どもたちへの贈り物とするものです。
●「NOBUKO基金」設立にあたって(河合伸子・父)
2019年2月、娘伸子がシンガポールで短い人生に終わりを告げてから2年。「一人の人間として未来があるにもかかわらず金銭的な理由で不合理な立場に立たされている子どもが多い」ことに心を痛めていた彼女の言葉は今でも耳から離れません。そして娘が「困っているこどもたちの支援に」と私たち家族に託した財産を、NPOに適切にお届けするため、この度パブリックリソース財団の管理のもと「NOBUKO基金」を設立する運びとなりました。親にとっては子どもを失うことが一番の悲しみです。しかしこの「基金」が多くのこどもたちの将来を切り開く手助けとなれば、悲しみ以上の喜びとなると確信しています。
> NOBUKO基金のパンフレットをダウンロード (PDF)
支援内容
(1)支援対象分野
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シングルマザー支援を行うNPO等の活動
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虐待を受けた子どもに対する支援を行うNPO等の活動
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潜在的能力がありながら、何らかの事情で能力を伸ばせない子供に対する支援を行うNPO等の活動
(2)支援内容及び採択予定件数
上記3分野ごとに、公募・審査を経て2団体(全体で6団体)を選定し、原則として3年間の継続助成とする。
- 1団体あたり 年間250万円まで 年間6団体程度(予定)
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助成期間は原則3年間としますが、毎年、報告書及び次年度計画書をもとに継続助成の審査を行い、次年度継続の判定を行います。
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審査委員会の判断等により採択件数や助成金額は変動することがあります。
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特に資金の使途は定めません。
支援対象
マザー支援団体、DV防止団体、虐待防止・虐待を受けた子どもの支援団体、困難を抱える子どもの学習支援団体、不登校・ひきこもりの子どもへの居場所や学習支援、障害者支援施設、保育所、学童保育、生活困窮者支援団体等の非営利団体(一般社団法人も可)
※国内で活動している団体に限ります