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ゴールドマン・サックス
地域協働型子ども包括支援基金
公募期間外
地域で子どもと出会い・繫がり・支える「子ども包括支援」を実現する
本基金は、全国の子ども達を支える実践者の応援を行っていきたいという想いから、ゴールドマン・サックスの寄付をもとに設立されたものです。
本基金の運営には、パブリックリソース財団と、地域で“子どもと出会い・繫がり・支える”子ども包括支援に取り組んできた NPO 法人 Learning for All が、協働して取り組みます。
本基金は、地域特性に即した「地域協働型子ども包括支援」の継続的実践をめざして体制構築、組織基盤強化、活動の強化や支援拡充に取り組む団体に対し、資金助成を行うと共に、NPO 法人 Learning for Allによる伴走支援を提供するものです。
当基金では2つの助成プログラムを用意しています。下記よりご希望のものをお選びください。
《助成タイプA》
地域協働型子ども包括支援構築・組織基盤強化助成
助成タイプAは、地域で子どもと出会い・繋がり・支える「子ども包括支援」を実現するための運営強化・改善と組織基盤強化を応援するものです。
《助成タイプB》子ども支援活動強化助成
助成タイプBは、地域で子どもと出会い・繫がり・支える「子ども包括支援」を実現するため 既存活動の強化や新規支援拡充を応援するものです。
支援内容
応募情報
◯ 応募期間
※ 公募は終了しました。
◯ ダウンロード
これまでの取り組みと本助成プログラムに寄せる想い
( NPO法人Learning for Allより)
NPO法人Learning for All(以下、Learning for All)は、開設当初は学習支援から始まりましたが、その時出会った子どもの課題やニーズに応えながら柔軟に自分達の支援や場を変えてきたことで、学校内の学習支援、居場所支援、訪問支援、子ども食堂等、その地域のその子どもに合った形で支援と場を提供してきました。
2018年まではそれぞれ別の地域で学習支援・居場所支援を実施してきましたが、「支援が必要な子どもと出会うのが遅すぎる」「年齢に応じた適切な支援を届けることができない」という課題を日々感じていました。そこで、2018年からは1つの地域の中で6-18歳の子どもを丸ごと支援する「地域協働型子ども包括支援」の実践を始めました。
子ども包括支援の実践を通しながら学んだことは、地域の状況が異なっていてもその地域にあったやり方で「子どもと早期に出会い・繫がり・支える」ことができるということでした。ある地域では行政と強固な連携を築きながら、ある地域では民間の地域ネットワークを生かしながら等、その地域に合わせたやり方に柔軟に変え、試し、上手くいかなければまた変えてみる、と試行錯誤しながらその地域に適したやり方を作っていくことの大切さを学びました。
子どもを包括的に支援することは、1つの組織ではなしえません。Learning for Allも子どもを中心に、自治体、学校、NPO、地域住民等、あらゆる関係者と日々対話しながら進めています。そしてそんな実践を積み重ねていくことで、大人同士の意識も変化していき、子ども達のために我々大人がこの地域で何ができるかを共に考え、連携していく関係へと変化していきました。
Learning for Allはこれまで多くの方からの応援や協力のおかげで「地域協働型子ども包括支援」を進めることができました。そして、今度は我々が全国の子ども達を支える実践者の応援を行っていきたいと思い、ゴールドマン・サックス様、パブリックリソース財団様と共に助成プログラムの立ち上げを行いました。
「地域協働型子ども包括支援」の在り方は決して1つではないと知っているからこそ、新たな地域での実践を共に学びたいです。この助成プログラムを通して、あなたの地域で生まれた「地域協働型子ども包括支援」の在り方をぜひ教えてください。そして共に次の実践者に伝えていくことで、子ども達が早期に適切な支援に繋がることができる地域が全国に広がっていくことを願っています。